桜花賞を血統傾向で予想する
近5年の3着以内馬15頭のうち8頭がディープインパクト産駒。
さらに2011年から2014年まで4年連続で1着。
ドスローの昨年こそ負けたが、ディープ1択と言ってもいい実績を残している。
基本はSS系×ND系。
他に目立つのはファルヴラブくらい。
ファルヴラブはフェアリーキングの仔なので、スタミナ色の強い血統であるが、産駒は1400の馬も多い。
ロベルト系やミスプロ系はとにかく不振。
かろうじてキングマンボ系だけは好走歴があるので注意はしておきたい。
1番人気であろうメジャーエンブレムは
父ダイワメジャー×母父オペラハウス ND4×4クロス
ディープ産駒でないが、オペラハウスはサドラー系で、フェアリーキングとサドラーズウエルズは兄弟。
父系が逃げ先行の一族なので非常にらしい走りをしているし、血統傾向的には適正は高いと思う。
2番人気はシンハライトか。
父ディープインパクト×母父シングスピール ND5×5クロス
父ディープインパクトだけでなく、母父シングスピールの父もサドラーズウエルズで満点といえる血統構成。
例年の桜花賞ペースでこそキレ味を活かせるタイプ。
3番人気ジュエラー
父ヴィクトワールピサ×母父Pistolet Bleu
初年度産駒の父にブランドフォード系の母父で血統的には未知の部分が多い。
シンザン記念のハイペース、チューリップ賞の高速馬場に対応した能力は確かだが、この馬の場合スタートに不安は残っている。
ラベンダーヴァレイ
父ディープインパクト×母父フレンチデピュテイ ND5×5クロス
クロウキャニオンはボレアス以降すべてディープをつけているがいまだ大物が出ず。
兄弟を含めトライアル馬の域を出ない。
ディープ、フレンチのキス血統は好きなんですけどね個人的にw
この血統の持ち味は坂をものともしないパワーだと思うので、阪神や中山コース向きだと考えています。
レッドアヴァンセ
父ディープインパクト×母父ダンシングブレーヴ ND5×4クロス
毎度お馴染みピクシー一族のサトノルパンの妹ですね。
兄弟たちの初重賞制覇を見ればわかるんですけど、すべて京都なんですね。
平坦の高速馬場での時計勝負向きだと思ってるので、阪神では詰めの甘さを出すと考えています。
アットザシーサイド
父キングカメハメハ×母父アグネスタキオン
正直ここよりもNHKマイルCやオークスに出てくれば狙いたい馬。
血統的に府中のほうが向くと思うんだよね。
ただ、メジャーエンブレムが逃げる前がかりの流れになれば1400的な早めに動くレースになると思うのでこの馬に向くかも。
血統の適正だけならシンハライト、メジャーエンブレム、ラベンダーヴァレイの順で評価しました。
あとは展開がカギですね。1番人気が逃げ馬なのでどうしても早めに動く流れになるはずです。シンハライトもジュエラーもテンから速いタイプではないので道中の位置取りポイントです。後ろ過ぎると苦しくなる。
メジャーエンブレムとの対戦経験のある馬のほうが実は条件有利かもしれませんね。
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